『ココ アヴァン シャネル』 |  わたしkoromi。普通の人。カナダ?NY?

『ココ アヴァン シャネル』

実は、今週の。。。水曜日ぐらいからかな?ものすごーい、今までにないくらいblueな、なんていうか本当に鬱病になったりとか自殺未遂もできちゃう(苦笑。それでも、失敗で未遂になるんだけど。ほら、思い切りが足らなくて。ってやつ?)んじゃないかっていうぐらい、海底にいる感じでした。自分でも、この6月ぐらいから続いている一連の問題に関係するちょっとした事が2つ重なっただけで、ここまで弱く、なってしまうのか!と驚くぐらいにダメージ受けてまして。。。

さらに、眠れないからってお薬を内科の先生にもらっていたけれど、残念なことに、仕事が忙しすぎて、24時前にその薬をのむことが出来ない日の方が多くて、それを過ぎると朝に残っていて、起きるのがものすごく辛いので、結局薬を飲むのを諦めるという手段しか無くて。。。で、どんどん睡眠が取れない状態も続いて。。。。と悪循環な最近でした。

そこで、「もっと、やぶ医者チックに薬だけくれる先生じゃないところにかかった方が、いいよ。家の近くにこんな病院があるよ。ここに前に実習に行ったけれど、雰囲気良かったから行ってみた方がいいよ。早めに。」と、このブログをずっと読んでくれていて、私と同じようにVanに留学経験があるからって、私も一時期その人のブログを読んでいたという、会ったことがないけれど、のお知り合いさんがブログを読んで心配してメッセージをくれて、幸い、その薦められた病院がうちからチャリ(自転車。チャリで通じるよね?)ですぐ行ける距離にあったので、じつは金曜日にそこにかかって、ちゃんと先生に話を聞いてもらった。

今もらっている薬を時間的に飲めないこともお話しして、で、もう少し効き目が短いお薬も出してもらって。。。でも、結局は《原因》を取り除かないと、いくら自分で前向きに頑張っても、浮き沈みがあるから、辛い時は、やはり薬で眠ることが必要になる。しかし、相手のいることだから、《原因》は取り除くことができないけれど、辛い部分は薬や医者の私が手助けはできる。。。と言われて、少し楽になった。

あと、医者のアドバイスによると、医者が、ものすごい睡眠不足にならない限りは、朝、同じ時間に起きてなるべく太陽にあたることが睡眠のリズムを取り戻すために最も重要なことだと言っていた。太陽の光は大切ですねー。やっぱり。秋の終わりから冬、そして春まで曇りと長雨が毎日続く、koromiがいたVancouverを始めとした北米の地域では、この季節に起因する季節性のうつ病があって、自殺者もこの時期に多いという情報をだいぶ前にも呼んだことがある。。。



でも、やっぱり、自分でもびっくりするほどの底にいることには変わりなくて、でも、このひとつ前に書いた映画のおかげで、またほんの少し楽になれて、そして、土曜日に観た『ココ アヴァン シャネル』という映画を観て、これがまた、今の私に必要な映画だったみたいで、またもう一歩楽になれたの。

http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/

今年は、シャネルイヤーだから、もう公開されて終わってしまったもう一つのシャネルの映画に続いてのシャネルの映画。この映画は、ココが成功するまでの生い立ちと経験を綴った映画というかんじです。彼女は、結婚を一度もせずに、そして、仕事をしながらその生涯を現役で生き抜いて、そして亡くなっている。だけれど、この映画は、その、彼女の仕事が人に認められ始めたところまでの内容。

一度も結婚されなかったココだけれど、素敵な恋はしている。ある意味で言えば、幸せな?結婚ができなかった点で言えば、『きみがぼくを見つけた日』と同じように、出会ったことが彼女にとっての幸せであったと思う。。。ね?って、私は自分の状況の全てをマイミクの皆さんに明かしていないからあれだけれど、“出会えたこと自体が幸せ”という点が今のkoromiにもそういう考えを持つということが大切な時期なの。
そう考えると、また、見るべきだった映画に運命的に引き寄せられたような気がする。

ココにはいろいろなことがあった。でも、彼女は自分自身のプライドを保つことを決してやめなかった。そして、仕事というものの大切さも、最初から一貫して、理解していた。彼女にだって、辛いことがたくさんあった。困難も。出会った人と、素敵な時間を多く過ごすことができないという状況も。でも、彼女には、仕事があった。自分が誇れる仕事を決して手を抜かずに頑張った。

その結果、人々は彼女を認めるようになっていった。そして、最後の場面が素敵だった。彼女は、幸せな人以外のなにものでもなかった。ものすごく、彼女自身も素敵に見えた。

人生に困難や辛いことがある人は、それによって鍛えられて、そして、強く美しくなれるのだと思う。温室の中で、温かく幸せに包まれている人は、それで幸せだけれど、そういう人が決して手に入れられない強さと、そして別の幸せを手に入れられるのではないかと信じさせてくれる映画だった。

『ココ アヴァン シャネル』は良い映画だったけれど、『きみがぼくを見つけた日』に比べたら、違うレベルのお薦めだけれど。DVD之レンタルまで待って、見てもらうのでもいいかな?でも、悪くない映画だよ。koromiはちょっとお薦めします。


最近のブログは、mixiを読んでいただいている皆様には、一部を除いて文章が同じだったり。。。すみません。でも、どうしても、映画やお薦めしたいものは、両方に書くことになっちゃうんだよね。。。